【ARCH ENEMY】こんなに聴きやすいデスメタルってあるの?

2020年9月20日

こんにちは。Dr.メタルです。
今日はメロディックメタルバンドARCH ENEMYについて記事にします。

ARCH ENEMYとは?

Arch Enemyはスウェーデン出身のメロディックメタル(メロデス)バンドです。

吼えるようなデスボイスに非常にメロディック叙情的なギターを重ねた音楽性が特徴です。
デビュー当時から日本で人気がありましたが、2代目ボーカルであるアンジェラ・ゴソウが女性であったことも話題となり世界的に人気を博したバンドです。

このジャンルを代表するバンドで、「メロデス四天王」の一角と言われています。
この「四天王」という言葉自体は絶対的なものではありませんが、一般的にはARCH ENEMY、Children of Bodom、In Flames、Dark Tranquillityの4バンドを指すことが多いです。

このバンドは個人的にとても思い入れの深いバンドであります。
というのも、私にとってデスメタルにハマるきっかけがこのバンドだったからです。

デスメタルの入り口

ARCH ENEMYは私のとってデスメタルの入り口でした。

大学生の前半くらいだったでしょうか。
当時からヘヴィメタル自体は好きで主にパワーメタルなどを聴いていたのですが、いわゆるデスメタルはそこまで好きなジャンルではありませんでした。

激しい音楽性は好きだったものの、デスボイスに対して若干の苦手意識が残っており、デスメタル自体を好きになりきれないところがありました。

そんな時に聞いたのが、ARCH ENEMYでした。

これこそメロデスの名曲「Silverwing」

まず、衝撃を受けたのが3rdアルバム「BURNING BRIDGES」に収録されている「Silverwing」。

この曲は低音重視の疾走感のあるイントロ、そしてボーカルパートと進行するものの、サビで曲調は一転、唐突に非常にメロディックで、ポップとすら形容したくなるようなギターラインが登場、それと絡み合うボーカルは絶妙で、この曲を初めて聴いた時の衝撃は今でも覚えています。
これを聴いて以降はデスボイスに対する苦手意識は一切なくなったという思い出があります。
そして、この曲の衝撃のため、それからしばらくはデスボイスでないと逆に満足できないような時期がありました。

「BURNING BRIDGES」には、「Silverwing」以外にもたくさんの良曲が収録されています。
下にも挙げますが、ラスト曲「Fields of desolation ’99」(1stアルバム曲のリメイク)は心掴まれるようなギターメロディが印象的で、ラストのアモット兄弟ツインギターによるエンディングは圧巻です。
永遠に終わらないでほしいと、終わってしまうのがとても寂しくなるような感覚に陥る名曲です。

Arch Enemyのアルバムは全部聴きまして、「BURNING BRIDGES」以外にも名曲はたくさんありますが、やっぱり1番好きなアルバムは3rdアルバムです。

Arch Enemyは、哀愁感漂う叙情的なメロディーを奏でるギターが登場する曲がとても多く、デスメタルが苦手な方でも聴きやすいと思う曲を挙げておきます。

★アルバム「BLACK EARTH」より
 Bury Me My Angel
★アルバム「BURNING BRIDGES」より
 Silverwing
 Fields of desolation ’99
★アルバム「DOOMSDAY MACHINE」より
 Nemesis
★アルバム「KHAOS LEGIONS」より
 Thorns In My Flesh

最後に

メスメタルに馴染みのない方にもおすすめできるバンドです。
是非聴いてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。