【入門編】デスメタルの魅力をまとめて紹介!

2020年8月1日

こんにちは。Dr.メタルです。
今日はデスメタルについて書こうと思います。

デスメタルのイメージは?

まず、「デスメタル」。
この単語を聞いてどのようなイメージをいだきますか?

おそらく大半の方はどちらかと言うと悪いイメージでいだくのでないでしょうか。
私も、高校生くらいまではそうでした。特にデスボイスが苦手でした。

そんな私が、デスメタルにハマるまでの流れ、そしてそれを踏まえてオススメの「聴きやすい」デスメタルを紹介します。

デスメタルとは?

デスボイスで歌うメタルを広くデスメタルと呼びます。
デスボイスで歌うものはなんでもデスメタルですので、この中でさらに音楽の特徴に合わせて、メロディックデスメタルやブルータルメタルなどに細分化されます。

個人的には、「デス」ボイスや「デス」メタルのように「デス=死」という言葉が入っているため、世間から偏見な目で見られてしまうような印象もあり、やや残念に感じることもあります。

しかし、実際には「デスという言葉の問題以前に、そもそもうるさい音じゃん!」なんて反論が聞こえてきそうです。

では、デスメタルのどこがいいの?と聞かれたら最近はこう答えます。

「デスメタルにおけるデスボイスは楽器群と対等でね、ボーカルもギターも全部が主役級に感情表現するから、とっても高揚感のある音楽になるんだよね。」

これは、現在のミュージックシーンの主流がボーカル音楽であることに対比されます。
現在のミュージックシーンでは「どんな音楽」かより「誰が歌っているか」が大事な要素である印象です。
もちろん声という個性がある以上、「誰が歌っているか」は非常に重要な要素であり、それは間違いありません。

しかし、ボーカル以外の楽器群がこれでもかというくらい主張し、それに呼応するような(そして楽器のような)デスボイスが感情を表現するデスメタルには違った魅力があります。

先ほども述べましたが、私は高校生くらいまでデスメタルが苦手でした。
どうも暗いジャンルイメージとも相まって、敬遠していたのです。

デスメタル入門編

デスメタルが好きになったきっかけはメロディックデスメタルとの出会いでした。
通称メロデスと呼ばれるこのジャンルは、デスボイスと共に流れるような綺麗なギターメロディ泣きのギターなんて言われます!)が特徴で、個人的にはやっぱりARCH ENEMYがその門でした。

初めて衝撃を受けたのは、ARCH ENEMYの3rdアルバム「BURNING BRIDGES」収録のSilverwing。
これを初めて聴いた時の衝撃は今でも覚えています。ヘヴィなギターサウンドのイントロの後に攻撃的なボーカルが入り、サビで突如ポップとさえ形容できるような明るい曲展開に非常に驚いたのを覚えています。

確か当時はなんとなくデスメタルは聴けるようになっており、デスボイスが若干苦手くらいの感覚でしたが、この曲をきっかけに一時期にむしろデスボイスでないと不満なくらいデスメタルにハマっていったと記憶しています。

心を掴まれたように、とても気分が高揚する感覚はデスメタルならではの魅力です。

なお、メロディックデスメタルは1990年頃にそのスタイルが確立したジャンルですが、それには多くのスカンジナビア半島を中心とする北欧出身のバンドが関わってきました。
もともと北欧出身のメタルは寒々しい情景を表した叙情的なメロディーが特徴でしたが(北欧メタルという言葉すらあります)、その音楽性に激しさが一体化したメロディックデスメタルは世界的に非常に人気のジャンルとなっています。

以下に私が聴きやすいと感じるデスメタルを挙げます。
デスボイスが苦手な方もぜひトライしてみてください。

★ARCH ENEMY – Silverwing
スウェーデンのメロディックデスメタルバンド。
以前も書きましたが、個人的なデスメタルの扉であり、永遠の名曲

★ARCH ENEMY – Nemesis
とりあえずサビのギターメロディを聞いてください。分かりやすさという意味ではトップクラス。

★ARCH ENEMY – Fields Of Desolation ’99
サビ前の哀愁漂うギターメロディは絶品です。そして永遠に終わらないでほしいと感じるラストのツインギターはとても感動的です。

★THOUSAND EYES – BLOODY EMPIRE(アルバム)
こちらは日本のメタルバンド。非常に勢いのあるバンドです。
サビにおける楽器群とボーカルの絡みが素晴らしい。
こちらは1stアルバムのダイジェストです。1、2、10曲目が非常にお気に入りです。

★DARK TRANQUILLITY – The Treason Wall
スウェーデンのメロディックデスメタルバンド。
とてもストレートなメロデスナンバー。

★CHILDREN OF BODOM – Follow The Reaper
フィンランドのメロディックデスメタルバンド。
キラキラしたキーボードをふんだんに取り入れたメロディックデスメタル。

★GYZE – Desire
こちらは日本のバンド。非常にメロディックなギターが特徴で、聴きやすい。

ぜひデスメタルを聞いてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。