【メタルトーク】クリスマス・キャロルをモチーフにしたアルバムより「Ghost Of Christmas Past」(MAJESTICA)

2020年12月5日

こんにちは。Dr.メタルです。
今日はMAJESTICAが本日12月4日にリリースするアルバム「A CHRISTMAS CAROL」について書きたいと思います。

MAJESTICAとは?

MAJESTICAとは、トミー・ヨハンソンが率いるスウェーデンのメロディックスピードメタルバンドです。
元々はREIN XEEDとして活動していましたが、自身のSABATONへの加入もあり、2019年にバンド名をMAJESTICAに改名して再スタートしています。

REIN XEED時代からメロディックスピードメタルメロスピ)を売りにしてきたバンドですが、改名に際しては、より「majestic(雄大、壮大)に」という意味を込めて命名したそうです。

新作「A CHRISTMAS CAROL」

ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)でクリスマスを題材とする楽曲は意外と少ないと思います。

雪や冬が似合うHR/HM楽曲はたくさんあります(特に北欧メタルなど)し、有名なクリスマス曲のHR/HMアレンジなどは多いですが、純粋にクリスマスを題材とした楽曲は少ない気がします。

そんな中で今回はまさにチャールズ・ディケンズの小説「クリスマス・キャロル」をモチーフにしたアルバムで、有名なクリスマス曲がふんだんに使用されているそうです(「Jingle Bells」や「We Wish You a Merry Christmas 」など)。
なんだがその時点でワクワクしますね。

★MAJESTICA – Ghost Of Christmas Past
アルバムがリリース前に公開されている曲の一つ。
耳に残るクリスマスの名曲を巧みに取り入れ、全体としては壮大スピードメタルに仕上げています。
影絵を使ったMVや間奏後半の合唱が絡むパートなんかは哀愁あるクリスマスの夜を感じさせるもので、非常に感慨深い。

最後に

やっぱり我々にとってクリスマスは特別な日です。

小さい頃であれば枕元のプレゼント、大きくなった後は誰かと一緒に過ごすイルミネーションやちょっと背伸びしたプレゼントなど、人それぞれたくさんの思い出があると思いますが、そのような思い出に浸らせてくれるメタルは最高ですね。

是非クリスマスを想いながら聴いてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。