【はじめに】ヘヴィメタルってどんな音楽?みんなのイメージとその魅力とは

2020年10月4日

こんにちは。Dr.メタルです。

「ヘヴィメタルってどんなイメージ?」
大学時代に、同級生のお嬢様(いまは立派な女医さん)に聞いてみたらこんな答えが返ってきたことがあります。

うるさい音楽でしょ、あと汚い!」

ヘヴィメタルのイメージは?

上の言葉はある一人のお嬢様の回答ですが、一般的に多くの人はおそらく似たようなイメージを持っているのではないでしょうか。
具体的には、大音量、低音で一聴ノイズのようなバンドサウンド、ロン毛(死語ですかね笑)や派手なメイク、、、

まあ、一概に間違っているとは言えないので、世の中のそのようなイメージはある意味正しいのでしょう。

★KISS
アメリカ出身のハードロックバンドで、「メタル」とは少し異なるが、派手なメイクで、多くのロック、メタルバンドに影響を与えた。

個人的にもヘヴィメタルにどっぷり浸かる前は、ヘヴィメタルは怖いものというイメージがありました。
グロテスクなジャケットやメイクの印象でしょうかね。

このようなヘヴィメタルのイメージは概ね間違っているとは思いません。
映画デトロイトメタルシティで主人公が、「殺せ殺せ」と連呼する歌詞や悪魔的なメイクはそのようなヘヴィメタルのイメージを集約しているものと言えるでしょう(あれはあれでメタラーからは全然デスメタルではないと批判の対象となってしまいましたが)。


このようにジャンルのイメージが確立していることはある意味良いことでもあります。
様々ある音楽ジャンルの中で、これほどまでにイメージが固まっているジャンルは少ないのではないかと思います。
そして、それこそがいわゆる個性なのではとも思うのです。
とすればそれはそれで良いことかもしれません。

ヘヴィメタルは近寄りがたい?

ここまで色々書きましたが、何が言いたいかと言いますと、上記の一般的なイメージ、それだけがヘヴィメタルではないよ、ということです。
ヘヴィメタルへの入り口という意味で、そのようなイメージが邪魔していることは多々あると思います。

つまり、そのイメージゆえに、なんとなく近寄り難く、排他的な目で見られてしまいます。
言い換えると、聴かず嫌いされてしまうことが多いジャンルであると思います。

特にデスメタルなんて、「デス=死」なんて言葉を冠しているわけですから、なかなか健全な気持ちでさあ聴こうとならないのも納得です。

ヘヴィメタルの魅力とは

しかしながら、いざその扉をくぐってしまえば、ヘヴィメタルは単にうるさく、汚い音楽ではないことがわかります。
そして怖くもありません(極端な一部は除きますが)。

むしろ私にとっては大変魅力的な音楽です。

はじめにでも書きましたが、ヘヴィメタルには非常に魅力的で不思議な哀愁感高揚感があります。

人は音楽を聴いていて、自身の経験や思い出などとリンクさせながら、懐古的な感動を味わことがあります。
例えば、海援隊の「贈る言葉」を聴くと、過去の懐かしい風景や感情を思い起こして感動的な気分になる人が多いかと思います。
そのような叙情性的な感動がヘヴィメタルにも潜んでいるのです。

ヘヴィメタルにはその激しさゆえの高揚感と、曲の節々にどこか寂しいような哀愁感があります。
個人的にはこれこそがヘヴィメタルの魅力だと思っています。

最後に

今後、このブログで色々なヘヴィメタル入門を記事に書いていこうと思っておりますが、ヘヴィメタルの魅力を一人でも多くの方に感じていただけたら幸いであります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

※追記(随時更新)
メタル記事のリンクを貼っておきます。
【入門編】デスメタルの魅力をまとめて紹介!
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