【RIOT】謎のアザラシが有名!素晴らしい名曲を持つパワーメタルバンド

こんにちは。Dr.メタルです。
今日はRIOT(RIOT V)について書きたいと思います。

RIOT(RIOT V)とは?

RIOT(RIOT V)とは、アリメカ出身のパワーメタルバンドです。

1970年代から活動している歴の長いバンドで、多くのメンバーチェンジや解散・再結成を経ています。そして、2012年にはバンド創設者であるマーク・リアリの死をも乗り越えて、現在まで活動しています。

マーク・リアリが亡くなった後、ご遺族とバンドメンバーの意思でバンド名をRIOTからRIOT Vに変更しています。

RIOT(RIOT V)の音楽性は、いわゆるメロディックスピードメタルハードロックまで、長いバンド歴に伴い音楽性も幅広いものがあります。
なんともアメリカ出身のバンドらしからぬ哀愁感溢れるメロディが魅力的です。

なお、アルバムジャケットに度々登場する謎のアザラシのキャラクター(ジョニーと言うらしい)はライブでも登場して場を盛り上げます。

名曲の力

ライブの感想として毎回思うことがあります。
それは「突出した名曲を持つバンドは強い」ということです。

これは賛否ある意見だと思うのですが、例えば、個人的なお気に入り度を点数化した時、「80点の曲を10曲」のライブより、「60点の曲を9曲、100点の曲をラスト1曲」のライブの方が(平均は低いものの)満足度は高いような気がするのです。

そういった一言でオーディエンスをねじ伏せる(満足させられる)ような、いわゆるキラーチューンはライブにおいてとても最強な力を持っているわけで、これはどのバンドのライブでも思うことなのですが、特にこのバンド、RIOTに関してはそれが顕著です。

もちろんキラーチューン以外の曲のレベルが低いなんてことは決してないRIOTですが、このバンドが持つ2つの名曲は凄まじいものがあります。

ライブのラストにどちらの曲が演奏されることで非常に満足して帰路につけるというものなのです。

RIOTの代表曲を紹介

RIOT(RIOT V)の代表曲を挙げます。
上に挙げる2曲がおそらくバンドの代表曲、キラーチューンとして多くのファンを魅了しています。

★RIOT – Thundersteel
疾走感高揚感ともに十分なイントロ、ヘヴィなギターリフ、メロディアスなギターソロを含む構成美など、パワーメタルのお手本のような名曲。

★RIOT – Warrior
こちらもRIOTの代表曲。
ライブでは大合唱必至のボーカルライン、感動的なツインギターのメロディなど、感涙を誘う名曲です。

★RIOT – Flight Of Warrior
好戦的に疾走するイントロから曲の流れが非常にカッコいい。
哀愁感を伴うBメロが個人的には最も印象的でした。

★RIOT V – Messiah
比較的最近のアルバム「ARMOR OF LIGHT」より。
Thundersteelの確信犯的セルフオマージュとも呼べるような曲、と言うかもはやまんま…。
しかし、純粋に疾走感のあるメロディが聴いていて気持ち良い曲で、現在のボーカルであるトッド・マイケル・ホールのハイトーンは素晴らしい。

最後に

RIOTはバンド歴も長く、来日公演もたくさん行ってくれる親日のバンドです。
ライブのラストは、斧を持ったアザラシのキャラクター「ジョニー」が登場してライブを盛り上げます。

1970年代にあの謎のアルバムジャケットがリリースされ、メタルファンがどういった反応をしたのかはわかりませんが、それ以降「謎」と言われ続けても登場し続けているうちに、今ではメタルファンの間で「アザラシといったらRIOT」のような構図ができているのがすごいですね。

楽曲とともに是非アルバムジャケットも検索してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。