【SLAYER】中毒性はもはや反則!スラッシュメタルの永遠の「帝王」

2020年10月11日

こんにちは。Dr. メタルです。
今日はスラッシュメタルの「帝王」SLAYERについて書きます。

SLAYERとは?

SLAYERは1980年代にデビューしたアメリカのスラッシュメタルバンドです。

スラッシュメタルの「攻撃性」や「過激性」、「スピード感」といった音楽性をこれでもか!というくらい詰め込んだ音楽を展開しています。

数ある他のスラッシュメタルバンドがデビュー当時と比べて、時代に合わせて音楽性を変化させていったのに対して、SLAYERは現在まで変わらない音楽性を一貫して続けており、その不変な硬派なイメージもあり「帝王」と呼ばれています。

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スラッシュメタルの「帝王」

スラッシュメタル界には、「BIG 4(四天王)」と称される4バンドがあります。
SLAYERの他、METALLICA、MEGADETH、ANTHRAXを合わせてこのように呼ばれます。

しかし、上にも書きましたが、長い時代を通して、「何があっても一貫してスラッシュメタルを最も体現し続けたバンドはSLAYERに他ならないと思います。

「何があっても」と書いたのは、SLAYERの長い歴史の中では、様々なことがありました。
その中で、最も大きい出来事の一つがギターの2013年のJeff Hannemanの死かと思います。

SLAYERのメインコンポーザーはHannemanでした。
SLAYERの代表曲と言われる曲の多くはHannemanによるものでしたが、2013年に肝不全でこの世を去ってしまいます。

残されたメンバーで初期から在籍したのはボーカルのTom ArayaとギターのKerry Kingでしたが、「どうなるんだSLAYER」というファンの心配をよそに生み出されたアルバムが6年ぶりにリリースされた2015年の「Repentless」だったのです。

結論から言うと、このアルバムはどこを切り取っても100% SLAYERであったため、ファンは安堵したのと同時に、スラッシュメタルという音楽を曲げることなく貫き通して体現できるSLAYERに敬意を払ったものでした。

やっぱりSLAYERは「帝王」なのだと。

SLAYERの名曲を紹介

これからは、メタル初心者の方にも伝わるようなSLAYERの名曲を紹介したいと思います。

スラッシュメタルの歴史に燦然と輝く名盤「Reign in Blood」

SLAYERの音楽を語る上で、3thアルバムである「Reign in Blood」は外せません。

10曲で合計30分しかないというそのスピードも大変インパクトがありましたが、1曲目と10曲目の衝撃は絶大なもので、現在に至るまで、多くのレビューサイトでその魅力が語られています。

邪悪な雰囲気やスラッシュメタルの特徴を詰め込んだ、メタルの歴史に燦然と輝くアルバムです。

私にとってスラッシュメタルの入り口は、本アルバムの10曲目の「Raining Blood」でした。
SLAYERの「Raining Blood」のイントロがどうしても頭から離れなくなり、そのイントロを聴くために何度か聞いているうちにスラッシュメタルの魅力に取り憑かれていったという思い出があります。

★SLAYER – Angel of Death
1曲目。イントロからラストまで徹頭徹尾スラッシュメタルだが、中間部のミドルパート(1:38〜)のギターリフは非常に高い中毒性を持っている。
ドイツ、アウシュヴィッツで行われた人体実験をモチーフにしており、そのショッキングでインパクトが強すぎる内容のせいで「怖い」と思われる方もいると思いますが、音楽自体が非常にスラッシュメタルを体現しており、一聴の価値のある名曲です。

★SLAYER – Postmortem
9曲目。前半のメロディアスなミドルパートとは打って変わって突入する後半の疾走パートが非常にかっこいい。

★SLAYER – Raining Blood
スラッシュメタルにとどまらず、ヘヴィメタルをも代表するイントロを持つ名曲。
雨のSEが不穏に響く中、ドラムの3連打から始まるギターリフは聴き手の心を掴むには十分過ぎます。歌パートが終わってバンドによる狂ったように最後に向かうエンディングはまさに狂気的。

Hannemanの死を乗り越えて誕生した名盤「Repentless」

2013年のHannemanの死を乗り越えて誕生した名盤。
何があってもアグレッシブな攻撃性は健在でした。

★SLAYER – Repentless
デビュー当時から現在に至るまで「帝王」としての音楽を貫いたSLAYERの渾身の一曲。
Kerry Kingによる故Hannemanに捧げた曲とのことだが、お涙頂戴のしみっぽい感じは一切なく、恐ろしく攻撃的なバンドサウンドを叩きつけるあたりがSLAYERの「帝王」たる所以。
メロディアスな部分もあり、スラッシュメタル初心者にもおすすめできるナンバーだと思います。
Hannemanはいないものの、勢いのあるギターソロなんてまさにSLAYER。

最後に

SLAYERはスラッシュメタルを代表するモンスターバンドです。
その過激性攻撃性は多くのバンドに影響を与えました。

しかしながら、SLAYERは「最後のワールドツアー」を発表し、惜しまれながら2019年にその最終公演を終えました(日本における最終公演は2019年3月のDOWNLOAD FESTIVAL)。
最後のワールドツアのロサンゼルス公演の収録したライブDVDのリリースされています。

今後の活動については誰も分かりませんが、スラッシュメタルという音楽をこれ程までに体現し続けたバンドは他にいないと思います。

是非、SLAYERの音楽を聴いて、スラッシュメタルの魅力を感じていただけましたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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